道路脇に座り、地面に画材を広げて無心に絵に向かう。そんな姿を、町の人たちは覚えていた。2014年に101歳で亡くなった画家、江上茂雄さんである。先日、たまたま訪れた東京・上野の東京都美術館で、400点の作品に出会った▼クレヨンや水彩、木版など、身近な画材だけでこれほど豊かな表現ができるのかと目を奪われた…