作家の落合恵子さん(81)が肺がんと診断されたのは、2023年だった。まず心に決めたのは、この先も自分で選ぶということ。自分の人生であり、自分の病気である。その治療を「お任せします」と丸投げはしない、と近著『がんと生ききる』に当時の心境を記している▼だが入院先では「『わたし』は四捨五入されて、『平均的な患者のひとり』になってしまう」経験をした…