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高校野球

浦和学院vs済美

第85回記念選抜高校野球大会 決勝

2013年4月3日 阪神甲子園球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
済美 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
浦和学院 0 0 0 0 7 2 0 8 x 17

投手

済美 安楽→山口→太田
浦和学院 小島

【小俣勇貴】浦和学院は先発の小島が7回まで毎回走者を出しながら、1失点にとどめたのが勝因だ。  小島は序盤、得意の内角球が決まらず、2回に失点した。ここから90キロ台のカーブを使って緩急をつけ、立ち直った。4、5回と得点圏に走者を背負ったが抑えたことで、負けてはいても打線に落ち着きを与えた。  その打線は5回、済美の安楽の制球が甘くなったところを逃さず、8安打7得点で逆転。その後も攻撃の手を緩めず、6回は木暮の中前適時打、8回は打者12人で攻め立て、計18安打で17点を奪った。  済美は金子の左前適時打で先行した2回以外、先頭打者を出した4イニングで無得点。安楽を助けることができなかった。  ▼決勝史上2番目の得点差 16点差は、第78回大会(2006年)の横浜21―0清峰に次いで2番目。春夏通じると、第6回選手権大会(1920年)の関西学院17―0慶応普通、第90回記念選手権大会(08年)の大阪桐蔭17―0常葉菊川に次いで4番目。  ▼埼玉県勢の選抜決勝は2勝2敗 優勝は浦和学院と第40回大会(1968年)の大宮工。準優勝は第65回大会(93年)の大宮東と第80回大会(2008年)の聖望学園。  ▼愛媛県勢の選抜決勝は4勝3敗 優勝は第2回大会(1925年)と第9回大会(32年)の松山商、第60回大会(88年)の宇和島東、第76回大会(2004年)の済美。準優勝は今大会の済美と第7回大会(1930年)の松山商と第62回大会(90年)の新田。