大阪桐蔭vs明徳義塾

◎…大阪桐蔭の197センチ右腕藤浪は、隙がなかった。150キロ超の直球を高めに見せ、130キロ台のスライダーと決め球のフォークは低めへ。緩急と高低を巧みに使って、明徳義塾打線に的を絞らせなかった。5回2死までは無安打。9回2死から初めて走者を三塁に進めたが、最後まで球威は衰えず。133球で2安打完封した。　明徳義塾は、右腕の福永が5回まで2安打1失点と好投。横手から緩いスライダーを低めに集めて粘ったが、打線の援護に恵まれない。高めに浮き出した6回につかまった。