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高校野球

鳥栖vs龍谷

秋季佐賀大会(2011年) 決勝

2011年10月2日 みどりの森県営球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
龍谷 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2
鳥栖 0 1 0 0 0 0 0 2 x 3

投手

龍谷 野中亨
鳥栖 初瀬

◎…2回に両校が1点ずつ得点するが、その後は投手戦に。試合が動いたのは6回表。鳥栖は1点を勝ち越された。エースで5番打者の初瀬は「追いかける展開は好き。楽しめた」。8回裏、無死一塁で右中間を破る二塁打を放ち、その後、1死一、三塁から7番栗並の投前スクイズで生還し同点。2死一、二塁で「初瀬の頑張りに応えたい」と捕手の中尾が勝ち越しの中前適時打を決めた。初瀬は今夏の大会でも背番号1。だが制球が安定せず、初戦途中で降板し、敗退した。「見返してやろう」。夏の間、短距離ダッシュや加圧トレーニングなどで体幹を徹底的に強化した。バラバラだったリリースポイントを安定させるため、シャドーピッチングを重視。苦手なバント処理対策には、走り込みで下半身の粘りを鍛えた。試合後、平野監督は「初瀬の成長が大きい。精神的にも技術的にも、期待以上に強くなった」と話した。龍谷は同点の6回表、四球に犠打を絡めた1死二塁から、6番陣内が中前に適時二塁打を放ち、いったんは勝ち越した。だが、打線が4安打にとどまり、力投する野中亨を援護出来なかった。