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高校野球
春季宮崎大会(2011年) 決勝
2011年4月3日 サンマリンスタジアム宮崎
投手
◎…延岡学園の浜田晃の一瞬の判断が、都城泉ケ丘の追い上げを断ち切った。 都城泉ケ丘は2点を追う9回、それまで打ち崩せずにいた延岡学園の先発門前を攻め立てる。近藤と奥津が連続安打で出塁。続く桑木の打球は二ゴロとなるが、相手の守備のミスを誘い、無死満塁に。この好機で打席に入ったのは4番中石。2球目を振り抜くと打球は三塁線へと転がった。 延岡学園の三塁手で主将の浜田晃が、打球をつかむとすかさず三塁を踏み、本塁へと送球。捕手の大平が三塁走者近藤にタッチして、併殺に仕留めた。 「(三塁を踏んだのは)一瞬の判断でした。三塁走者のスタートが少し遅かったので」と浜田晃。この好判断が、都城泉ケ丘に傾いていた流れを止めた。 都城泉ケ丘の先発前田は緩急を使い分け、6回まで安打を許しながらも、0点に抑える好投だった。だが、打線が8回まで毎回三振するなど抑え込まれ、得点できなかった。 延岡学園の重本浩司監督は「今大会は、厳しい試合が多く、粘り強さが出てきた」と振り返った。浜田晃は「目標はあくまで夏の甲子園で2勝すること。九州大会では、今の実力が九州の強豪にどれだけ通用するか試したい」と話した。(坂本進)
◎…延岡学園の浜田晃の一瞬の判断が、都城泉ケ丘の追い上げを断ち切った。 都城泉ケ丘は2点を追う9回、それまで打ち崩せずにいた延岡学園の先発門前を攻め立てる。近藤と奥津が連続安打で出塁。続く桑木の打球は二ゴロとなるが、相手の守備のミスを誘い、無死満塁に。この好機で打席に入ったのは4番中石。2球目を振り抜くと打球は三塁線へと転がった。 延岡学園の三塁手で主将の浜田晃が、打球をつかむとすかさず三塁を踏み、本塁へと送球。捕手の大平が三塁走者近藤にタッチして、併殺に仕留めた。 「(三塁を踏んだのは)一瞬の判断でした。三塁走者のスタートが少し遅かったので」と浜田晃。この好判断が、都城泉ケ丘に傾いていた流れを止めた。 都城泉ケ丘の先発前田は緩急を使い分け、6回まで安打を許しながらも、0点に抑える好投だった。だが、打線が8回まで毎回三振するなど抑え込まれ、得点できなかった。 延岡学園の重本浩司監督は「今大会は、厳しい試合が多く、粘り強さが出てきた」と振り返った。浜田晃は「目標はあくまで夏の甲子園で2勝すること。九州大会では、今の実力が九州の強豪にどれだけ通用するか試したい」と話した。(坂本進)