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高校野球

鹿児島実vs九州国際大付

秋季九州大会(2010年) 決勝

2010年10月29日 藤崎台県営野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
鹿児島実 0 0 0 0 1 0 0 1 2 4
九州国際大付 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1

投手

鹿児島実
九州国際大付

◎…九州国際大付は自慢の打線がエースを援護しきれず、守りのミスも響いた。 先制したのは九州国際大付。1回、平原、三好の安打などで1死一、三塁とすると、4番の高城が泳ぎながらも変化球を振り切り、左前に適時打を放った。 エース三好は1回、1番打者に三塁打を喫し、いきなりピンチを迎えたが、焦らずに後続を見事に抑え込んだ。4回までは7奪三振で無失点。カウントをとる直球、決め球の変化球が低めに決まった。 しかし、打線は2回以降、鹿児島実のエース野田の低めの変化球にタイミングをはずされ得点できない。 一方で、三好は中盤から球が高めに浮き始める。5回は高めのチェンジアップをとらえられて二塁打で同点に。8回には2安打と2犠打などを絡めて勝ち越され、9回にも2失点。いずれも守備の判断ミスが失点につながった。 三好は「昨日の試合の疲れがとれず、後半にバテてしまった」。主将で捕手の高城は「もっと守備を鍛えて、守りからリズムをつくって打線につなげるチームを春までにつくりたい」と力を込めた。