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高校野球
春季宮崎大会(2010年) 決勝
2010年4月6日 サンマリンスタジアム宮崎
延長12回
投手
◎…宮崎商が、エース吉田の好投とソツのない攻撃で、県内屈指の打力を誇る日南学園に競り勝った。 宮崎商は1点を追う8回、代打前田の左前打などで2死一、二塁の好機をつくり、平野の右越え三塁打で逆転。延長12回には、失策で出たサヨナラの走者を三塁へ進め、吉田が犠飛で試合を決めた。 初戦から連投してきた吉田に向け、野手も「低めで!」「コーナーついていけ」と声をかけて支えた。試合後、吉田は「打たれても野手が捕ってくれるから安心して投げた」と振り返った。 日南学園には、昨秋の県予選で延長の末敗れていた。昨夏の宮崎大会決勝など、あと一歩のところで敗退を繰り返し、選手たちは「粘れる、全員野球」を合言葉に、宮崎市の平和台公園の階段を互いをおんぶして跳ぶなど、厳しいトレーニングを重ねた。 日南学園は7回2死一塁から、山崎が右中間適時二塁打で先制。1点を追う9回は、1死から谷口が右越え三塁打で出塁し、前田の右前打で同点に追いつく粘りを見せた。
◎…宮崎商が、エース吉田の好投とソツのない攻撃で、県内屈指の打力を誇る日南学園に競り勝った。 宮崎商は1点を追う8回、代打前田の左前打などで2死一、二塁の好機をつくり、平野の右越え三塁打で逆転。延長12回には、失策で出たサヨナラの走者を三塁へ進め、吉田が犠飛で試合を決めた。 初戦から連投してきた吉田に向け、野手も「低めで!」「コーナーついていけ」と声をかけて支えた。試合後、吉田は「打たれても野手が捕ってくれるから安心して投げた」と振り返った。 日南学園には、昨秋の県予選で延長の末敗れていた。昨夏の宮崎大会決勝など、あと一歩のところで敗退を繰り返し、選手たちは「粘れる、全員野球」を合言葉に、宮崎市の平和台公園の階段を互いをおんぶして跳ぶなど、厳しいトレーニングを重ねた。 日南学園は7回2死一塁から、山崎が右中間適時二塁打で先制。1点を追う9回は、1死から谷口が右越え三塁打で出塁し、前田の右前打で同点に追いつく粘りを見せた。