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高校野球
秋季鹿児島大会(2007年) 決勝
2007年10月10日 球場
投手
第121回九州地区高校野球県大会(県高野連主催、朝日新聞社後援)の決勝戦が10日、県立鴨池球場で行われ、鹿児島工が樟南を8―3で破り、41季ぶり6回目の優勝を決めた。また、同日午前10時から同球場で行われた3位決定戦は神村学園が4―2で鹿屋工を下した。 この上位の4校は27日から県立鴨池球場などで行われる九州大会に県代表として出場する。 曇り空のもと行われたこの日の決勝は、鹿児島工の中迫俊明監督が「試合前から子どもたちの目つきが違った。今日はいけるかもと思った」と話す通り、鹿児島工が好機を確実にものにし、試合を制した。鹿児島工は2回、先頭打者の橋本が中前安打で出塁。四球などで無死満塁とし、大重の三遊間を抜く左前適時打で先制するなど4点。4回にも中前安打で出塁した先頭打者の大重を犠打で二塁に進め、福迫の右前適時打などで2点を追加。投げては内村がけがをする5回まで、要所でスライダーを低めに決めて、連続三振を奪うなど樟南打線を2安打に抑える好投。樟南は要所での失策でリズムを作ることができなかったのが響き、6回には連続四死球で2点、9回にも1点を返したが及ばなかった。 鹿児島工の主将田代涼君(17)は「県1位の代表。堂々と恥じることなく一つ一つを大事に勝ってセンバツに出場したい」。樟南の主将榎本亮君(17)は「精神的に守りに入ってしまったところがある。九州大会ではすきを作らないように初回から気持ちを持っていけるようにしたい」と話した。
第121回九州地区高校野球県大会(県高野連主催、朝日新聞社後援)の決勝戦が10日、県立鴨池球場で行われ、鹿児島工が樟南を8―3で破り、41季ぶり6回目の優勝を決めた。また、同日午前10時から同球場で行われた3位決定戦は神村学園が4―2で鹿屋工を下した。 この上位の4校は27日から県立鴨池球場などで行われる九州大会に県代表として出場する。 曇り空のもと行われたこの日の決勝は、鹿児島工の中迫俊明監督が「試合前から子どもたちの目つきが違った。今日はいけるかもと思った」と話す通り、鹿児島工が好機を確実にものにし、試合を制した。鹿児島工は2回、先頭打者の橋本が中前安打で出塁。四球などで無死満塁とし、大重の三遊間を抜く左前適時打で先制するなど4点。4回にも中前安打で出塁した先頭打者の大重を犠打で二塁に進め、福迫の右前適時打などで2点を追加。投げては内村がけがをする5回まで、要所でスライダーを低めに決めて、連続三振を奪うなど樟南打線を2安打に抑える好投。樟南は要所での失策でリズムを作ることができなかったのが響き、6回には連続四死球で2点、9回にも1点を返したが及ばなかった。 鹿児島工の主将田代涼君(17)は「県1位の代表。堂々と恥じることなく一つ一つを大事に勝ってセンバツに出場したい」。樟南の主将榎本亮君(17)は「精神的に守りに入ってしまったところがある。九州大会ではすきを作らないように初回から気持ちを持っていけるようにしたい」と話した。