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高校野球

常葉菊川vs熊本工

選抜高校野球大会 準決勝

2007年4月2日 阪神甲子園球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
常葉菊川 0 1 2 0 0 0 0 0 3 6
熊本工 0 3 0 1 0 0 0 0 0 4

投手

常葉菊川 田中→戸狩
熊本工 隈部→藤本

 常葉菊川が土壇場で底力を発揮した。1点を追う9回、石岡、浅原の連続二塁打で同点。疲れが見える熊本工のエース隈部を攻略すると、代わった藤本から町田、相馬が中前適時打を放って一気に試合をひっくり返した。犠打で着実に走者を進めるのではなく、甘い球を逃さず打つ。持ち前の積極的な攻撃を最後まで貫いた。 熊本工も果敢な走塁で相手のミスを誘うスタイルに徹し、主導権を握った。しかし、5回から登板した常葉菊川・戸狩の球威に押され、追加点を奪えない。8回にようやく1死一、三塁の好機をつくったが、次打者が併殺に終わったのが痛かった。