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高校野球
選抜高校野球大会 決勝
2006年4月4日 阪神甲子園球場
投手
戦後60回目の選抜大会の覇者は横浜(神奈川)になった。準々決勝から2けた得点を続けてきた打線は、この日も健在で、決勝では大会史上最多の21得点を奪取。堅い守りもあり、チームの底力を見せつけて8年ぶりの優勝を飾った。 右打者は中堅から右方向へ、左打者は左方向へ。横浜が徹底的に逆方向を狙う打撃で、清峰の好左腕・有迫を攻略した。2回2死二塁から、越前が右前へ適時打。白井も右前安打で続き、古城の死球で満塁。左打ちの高浜が左前へはじき返して2者がかえり、計3点を先行した。 3回には先頭の佐藤が左中間二塁打を放ち、有迫を降板させた。ここまで打者14人のうち、引っ張ったのは2人だけ。その後も決して大振りはせず、得点を重ねた。 横浜の先発・川角は緩急をうまく使って、連打を許さなかった。3回には2死一、二塁から、4番の木原に一、二塁間へ痛烈な当たりをされたが、二塁手の白井が横っ飛びで好捕。相手に流れが傾くのを防いだ。 清峰は連投の有迫が本調子でなかった。中堅の佐々木優が大飛球を好捕するなど、バックももり立てたが、後半は選手層、体力差が出た。
戦後60回目の選抜大会の覇者は横浜(神奈川)になった。準々決勝から2けた得点を続けてきた打線は、この日も健在で、決勝では大会史上最多の21得点を奪取。堅い守りもあり、チームの底力を見せつけて8年ぶりの優勝を飾った。 右打者は中堅から右方向へ、左打者は左方向へ。横浜が徹底的に逆方向を狙う打撃で、清峰の好左腕・有迫を攻略した。2回2死二塁から、越前が右前へ適時打。白井も右前安打で続き、古城の死球で満塁。左打ちの高浜が左前へはじき返して2者がかえり、計3点を先行した。 3回には先頭の佐藤が左中間二塁打を放ち、有迫を降板させた。ここまで打者14人のうち、引っ張ったのは2人だけ。その後も決して大振りはせず、得点を重ねた。 横浜の先発・川角は緩急をうまく使って、連打を許さなかった。3回には2死一、二塁から、4番の木原に一、二塁間へ痛烈な当たりをされたが、二塁手の白井が横っ飛びで好捕。相手に流れが傾くのを防いだ。 清峰は連投の有迫が本調子でなかった。中堅の佐々木優が大飛球を好捕するなど、バックももり立てたが、後半は選手層、体力差が出た。