ログイン
高校野球
選抜高校野球大会 決勝
阪神甲子園球場
投手
本塁打
第77回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)は4日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、2年連続決勝進出の愛工大名電(愛知)が9-2で神村学園(鹿児島)を破り、初優勝した。 愛工大名電は昨年決勝で敗れた雪辱を果たした。愛知県勢の優勝は最多の10度目。 1回、堂上の左越え本塁打などで2点を先取した愛工大名電は、その後も着々と加点。斉賀が神村学園の反撃を2点に抑え、9回を投げきった。創部3年目の神村学園は初出場での優勝を目指したが、及ばなかった。 愛工大名電のエース斉賀は制球がさえ、完投した。 斉賀は5回5失点した準決勝の反省を生かし、配球を工夫。直球を低めに集め、縦に落ちる変化球を生かした。 圧巻は中軸から3者連続三振を奪った7回。直球で追い込み、椎葉をフォークで、天王寺谷には縦に大きく曲がるカーブで空振り三振。寺田はスライダーで見逃し三振に切った。 8回は2四球と失策などで2失点したが、2死一、三塁で椎葉をカーブで空振り三振。3、4番には安打を許さなかったのが勝因の一つ。 対照的に神村学園の右腕野上は立ち上がり球が上ずった。1回の山田の中越え三塁打は直球、2点目となった堂上の左越え本塁打は真ん中のスライダーを運ばれた。3回は2死からの死球につけ込まれ2失点。4試合連続完投勝ちの疲れから、生命線の制球を生かせなかったのが悔やまれる。
第77回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)は4日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、2年連続決勝進出の愛工大名電(愛知)が9-2で神村学園(鹿児島)を破り、初優勝した。 愛工大名電は昨年決勝で敗れた雪辱を果たした。愛知県勢の優勝は最多の10度目。 1回、堂上の左越え本塁打などで2点を先取した愛工大名電は、その後も着々と加点。斉賀が神村学園の反撃を2点に抑え、9回を投げきった。創部3年目の神村学園は初出場での優勝を目指したが、及ばなかった。 愛工大名電のエース斉賀は制球がさえ、完投した。 斉賀は5回5失点した準決勝の反省を生かし、配球を工夫。直球を低めに集め、縦に落ちる変化球を生かした。 圧巻は中軸から3者連続三振を奪った7回。直球で追い込み、椎葉をフォークで、天王寺谷には縦に大きく曲がるカーブで空振り三振。寺田はスライダーで見逃し三振に切った。 8回は2四球と失策などで2失点したが、2死一、三塁で椎葉をカーブで空振り三振。3、4番には安打を許さなかったのが勝因の一つ。 対照的に神村学園の右腕野上は立ち上がり球が上ずった。1回の山田の中越え三塁打は直球、2点目となった堂上の左越え本塁打は真ん中のスライダーを運ばれた。3回は2死からの死球につけ込まれ2失点。4試合連続完投勝ちの疲れから、生命線の制球を生かせなかったのが悔やまれる。