常総学院vs鳥栖商

　常総学院が投打に圧倒した。自慢の打線が鋭い振りで4回までに木村の適時打や圓城寺のランニング本塁打、右中間席へ飛び込む根本の2点本塁打を含む10安打で9―0と大量リード。中盤まで投げた左腕、倉は内外角へ球を散らし打者の目先を変えたのは立派だった。　それに比べ鳥栖商は、優勝候補が相手ということで重圧を感じたのか、攻守にぎこちなさが見られた。気持ちの面で負けていたとは思わないが、かなりの安打を放ちながら攻め切れなかったのは悔いが残るだろう。