東筑紫学園vs海星

　東筑紫学園は10回、2死二塁から中村が左に本塁打。2―1と追い込まれながらも、思い切りのいい振りでサヨナラ勝ちをもたらした。　光ったのは再三の積極策だ。得点した回には必ずヒット・エンド・ランがからむ。4回まで無安打に抑えられていた左腕の広田から奪った5回の先取点も2度のヒット・エンド・ランが奏功。走者を走らせることが打者の集中力を高めた。　海星もよく粘った。8回には代打森下の左中間二塁打をきっかけに1点。9回は3連続四球を選び同点に追いついた。守っても2度もスクイズを外すなど健闘したが一歩及ばなかった。